ビラカン ラピス・ラズリの下がり付き
2007年 10月 18日
1つをご紹介いたします。
映画の件で、なぜ時間が押していたかというと、最初にお話があったお店
からウチにお話が回ってくるまで、やや時間があったからなんです。
最初はそこのお店にお話があり、そこに当店のカタログがあったことから
それを見つつお話が進んでいたようなんですね。でも、そこから当店には
具体的なお話がないまま時間が過ぎてしまい、最後には直接ウチがかん
ざしを提供することになり、そこから一気に具体化していったからなんです。
監督の蜷川実花さんによるこの映画についてのエッセイ『監督日記』による
と、かなり以前から映画を撮るという話はあったものの、具体化するまでに
時間が掛かったとありましたので、芸術とかクリエイティブなお仕事の方は、
創作意欲が高まった時、一気に弾けるようにアイデアなどが湧いてくるので
しょうね。
そのスピードについていくのは、凡人には大変なことかも…。
まあそんなスピードについていけなかったかんざしがこちらなんですが…。
このかんざしの場合も、土台となるビラカンから製作してみたものです。
ホントに一から製作したので、若干の不安はあったものの、それを経験した
今となっては、また一つ勉強になったなと思う次第です。
で、試作とはいえ、まあこれはやや失敗の部類かも知れません。
なぜなら、飾りを綺麗にするために、綺麗な石をたくさん使ってしまったので、
ちょっと重くなってしまったんですよ。実際に撮影に使われたものは、もう少し
重さのバランスが取れておりましたので、なんか観賞用みたいになってしまい
残念でもあります。
下がりの長さ約15センチ。
かんざしの頭の円の直径3センチ、足の長さは13.5センチ。
販売価格10,500円(本体価格10,000円、消費税500円)