創業昭和5年のかんざし屋 3代目が綴る、かんざし屋としての日常のことなど


by kanzasi_yamaguchi
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カテゴリ:櫛(前櫛)( 5 )

本日、成人式直前ギリギリになって、蒔絵の櫛が出来上がってきました
のでご報告させていただきます。
上がってきたのはこちら↓
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左上が二つ牡丹柄、右上が大牡丹柄、
左下が牡丹に扇面柄、右下が牡丹に御所車柄の4種です。

ちなみに全て揃いになる平打もございますので、どうぞよろしく
お願いいたします。

こちらの商品に関するお問い合わせは、
080-3470-2892 (店主ケイタイ)か
03-3700-2625 (店舗)までお気軽にどうぞ。

かんざし屋 有限会社山口のサイトはこちら
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by kanzasi_yamaguchi | 2009-01-08 13:30 | 櫛(前櫛)

赤い櫛いろいろ

さて、またお客様からのご要望により、取り急ぎご紹介させていただきます。
赤い塗りの櫛(前櫛)で、大ぶり~中ぶりの使いやすいサイズのものです。

まず一般的な大きさのものですが、幅11.3センチ、一番高さのあるところで
5.6センチあります。いわゆる中のサイズのものです。
↓上から蒔絵の施されたもの、金箔とラメの塗りのもの、無地のまま、です。
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蒔絵は6,090円、金箔ラメ付きが2,625円、無地は2,100円です(税込)。

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by kanzasi_yamaguchi | 2009-01-06 16:12 | 櫛(前櫛)
どのような職種にも、当事者にとっては当たり前になってしまっている
ことでも、その職業に携わっていなかったら、ほぼ目にする機会のない
(というか存在自体を知りえない)ものも多いのはないでしょうか。

今回はそんな商品をご紹介いたします。
その名も「櫛止め」といいます。
※2012年3月現在、赤い色のものはできなくなりました。現在は黒とゴールドのみです
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その名前の通り、櫛を止めるための補助金具なんですが、ではなぜ
このようなお品物ができたかというところからご説明させていただきます。

かつて昭和3~40年代には、成人式に新日本髪という髪型を結い
上げるのが流行った時代がありました。
髪の長さもセミロング程度あれば結い上げられる、簡易版の日本髪と
いった髪型です。
ちなみにこの髪型は、かの有名な美容家、山野愛子先生の考案された
ものということです。時代に合わせて、日本髪のスタイルを変化させた
ことで大流行したのですから、さすがという感じです。

で、ですね、この新日本髪に合わせて使われたのが、平打と櫛のセット
(通称平打セット)だったのです。
櫛を前髪の上に、平打を後ろの根の部分に挿すことで、ぐっと和装らしい
雰囲気になったもので、その当時を知る方は、注文が引きも切らずにあり
大変だったとおっしゃっておりました。

さて日本髪の櫛(前櫛)ってのはですね、本来でしたら櫛を寝かせ気味に
することで、頭頂部の髷に差し込んで安定させるものなんですが、それでは
櫛がよく見えない訳ですね。だからといって櫛を縦ぎみにすると、ポロッと
落ちてしまうということもあったそうです。そこで、この櫛止めを使うことで、
安定させることができるというわけです。

使い方は以下の通り。
櫛止めはこのような形のものです。頭の部分はカタカナの「エ」の字状の形を
しています。
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この頭の装着部分に、櫛の歯の部分をはめ込むだけです。
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そうすると、櫛の歯に対して直角の角度でもう一つ足ができることになります。
これで、本来櫛の歯を差し込む部分と、もう一つ櫛止めの足を差しこむ部分の
2か所で髪に挿すことができるようになり、きっちり安定するという訳です。

色は赤、黒、ゴールドの3色。塗りの赤い櫛には赤、塗りの黒い櫛には黒、
卵甲の櫛にはゴールドと色に合わせて使い分けます。
※赤い色のものはできなくなりました。現在は黒とゴールドのみです
その当時から(たぶん)お値段は変わっていないものと思いますから、
かなりお安いと思いますが、単なる補助金具だと思えば、このくらいの
値段なのかな、と思ったりもしています。
また作り直すとなると、現在の材料費やらの高騰で大変なことになっちゃう
のでは、とも思いますが…。

大きさ:たて8センチ、幅(頭部分)2.2センチ
販売価格525円(本体価格500円、消費税25円)

こちらの商品に関するお問い合わせは、
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03-3700-2625 (店舗)まで、お気軽にどうぞ。

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by kanzasi_yamaguchi | 2008-10-10 19:46 | 櫛(前櫛)
本日、また新規登録したもので、日本髪用の古典的な櫛(前櫛)の1つです。
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こちらの櫛は、木台に人工の漆といえるカシューを塗り、国内の蒔絵士さんに
よる蒔絵を施したものです。工程自体は昔と変わらない作りになっています。
この土台の塗りの段階で、通常の生地ではなく、梨地(なしじ)と呼ばれる
塗り方をしています。表面の凹凸こそありませんが、果物の梨の皮のように
細かい模様が入った塗り方で、その分手間が掛かっているとも言えます。
赤黒い落ち着いた色合いで、あまり見かけないものでしょう。

蒔絵の柄は和風らしい牡丹の花を、大胆に大きくあしらったものです。
迫力のある柄ですから遠目にも花柄であることがわかる、という感じです。
土台が木製なので軽く、使いやすいのもお勧めです。

大きさ:幅11.2センチ×高さ5.6センチ
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by kanzasi_yamaguchi | 2008-01-20 16:44 | 櫛(前櫛)
当店では、自分で言うのもなんですが、たくさんの種類のかんざしが
ございまして、オンラインショップに登録しているかんざしたちは、ごく
一部にしかすぎないのが現状です。
ですから、直接こちらへご来店いただいた方がたくさんの種類を見る
ことができますので、お薦めしている次第です。

カタログが欲しいというお客さまもいらっしゃいますが、あまりおすすめ
していません。カタログもあることはあるのですが、それに登録するより
も、どんどん新商品を作ってしまうので、追いつかないのです。
他にも回転の速い商品などでは、オンラインショップでご紹介する前に、
どんどん売れていってしまうものもあり、こういったものもなかなか登録
できずにおります。
いろいろと言い訳ばかりで申し訳ないのですが、「こういうものが欲しい」
ですとか、「こんなものはないのか」、といったお声をいただければ、
すぐにご紹介できるものもあったりますので、どうぞよろしくお願いいたし
ます。


今日は、そんなかんざしの1つ、彫りの入った櫛をご紹介いたします。
柄は牡丹、乱菊、小菊、扇面、竹、藤と全部で6柄あります。
オンラインショップでは、平打で同じ彫りの入ったものがありますが、それ
と揃いになるものです。また同じ柄の芳丁もあり、3点セットでも販売して
おります。
大きさは六号半京と同じです。というか、その六号半京に彫りの加工を
施しているのですが。なお、裏面にも同じ柄の簡易版が彫られています
(写真は乱菊)。

なお、これらの彫り物はすべて職人さんの手彫りです。もうだいぶ高齢に
なられたのですが、笑顔のやさしい、とてもお話しやすいおじいちゃんなの
で、こちらもときどきお会いできるのが楽しみだったりする方です。
先日も直接納品にご来店いただきまして、30分程話し込んでしまいました。
実際に売れ筋商品である、ということもあるのですが、お人柄の良さもあり、
ぜひこのかんざしとももう少し長く付き合いたいな、と思っている次第です。
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販売価格6,300円(本体価格6,000円、消費税300円)
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by kanzasi_yamaguchi | 2007-10-14 16:21 | 櫛(前櫛)