創業昭和5年のかんざし屋 3代目が綴る、かんざし屋としての日常のことなど


by kanzasi_yamaguchi
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先生って誰?

過ごしやすい陽気から、急に真夏のような日差しが厳しく
なってしまった今日この頃。

茹だるような暑さは幻想を生むのでしょうか。

私は見掛けはごく普通の眼鏡の男性で、背は低く、色は黒い
ですけど、黙っていれば真面目っぽい感じなハズ。まあどこ
にでもいそうな、小柄なメガネの人って印象なんですね。
そのどこにでもいそう感ゆえに出会ってしまった、不思議な
世界のお話です…。

ことの起こりは7、8年前、地元で安い居酒屋に入って軽く
食事をしていたときのことでした。若干いい心持ちになって
きた頃、近くのテーブルの若い女子二人が、かなりチェック
してくるんです。いや~いくら地元とはいえこんな娘達とは
知り合いじゃないしなあ…。
でもなんだろう、目線を合わせてくるんですけど。いやいや、
知り合いじゃないですよ~とばかりに軽く避けていたら、
ついに向こうから声を掛けてきたんです!
「先生!」と…。
は!?それって誰のこと?
そうなんです、どうやら近所の学習塾に、私によく似た先生が
いるらしいのです!!

他人の空似とはいえ、その後も間違われること多々ありまして。
パートさんの息子さんが所用で会社に来たときも、たまたま入口
付近にいた私が応対をしたら、物凄く不思議そうな顔をされて…。
あとで聞いたら、何で○○先生がここにいるの?と頭の中が
「?」マークだらけだったそうな。むー、ここまでくるといっそ
会ってみたい! でもドッぺルゲンガーだったら死んじゃうし…。

しかしまあそんな機会もなく、ただ時々すれ違う人の中で私を
凝視する方がいらっしゃる程度の日々でした。

まあそれすらも慣れっこになってきたここ1、2年。
そして、昨日のことでした。

日差しのキツイ午後のこと。乱歩先生で有名なD坂付近の路上で
すれ違ったとある母娘。子供さんは小学校2、3年生でしょうか。
二人ともそれぞれの自転車に乗って、私の前を横切っていこうと…。
ん?何故か子供さんの方が私を不思議そうに見つめてる…。
え?なんかヤな予感が…。
そして彼女は母親に向かっていました。
「ねーお母さん、あれ先生?」

…すみません、一瞬背筋がゾッとしてしまいました。
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by kanzasi_yamaguchi | 2008-07-07 18:51 | 雑感など